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蚤の眼 大世界史 ⓰ 9月16日

新撰組の芹沢鴨暗殺さる(1863年・文久3年)
京都の町中で人殺しをしてあるていた集団のボスは、どうやら合間には女の子とわいわいがやがや、宴会ばかりやっていたのと違いますかと思うくらい、色町に出入りしている。芸者にいうことを聞かせようとして、振られた腹いせに虐めたりしてる。この馬鹿騒ぎの後で、仲間内かもしれん連中に殺された。しかも、素っ裸で逃げまわった末に惨殺された。一緒に寝ていた女も殺されよった、こちらは気の毒。 かっこ悪い。
モース大森貝塚を発見(1877年・明治10年)
アメリカの動物学者エドワード・S・モースが6月ころに横浜から東京に向かう電車の中から発見、この日に確認した。わが国における初めての学問的な発掘が行われた。
大杉栄伊藤野枝惨殺(1923年・大正12年)
関東大震災の後、さまざまなデマや混乱が人の心を乱れさせていた。誰かを犠牲にして鬱憤を晴らそうとする不逞の輩もかなりいた。文明開化の勢いにそろそろ陰りが見てきていたのだろうか。以前から、殺害の機会を狙っていた陸軍憲兵大尉・甘粕正彦は、大杉栄と伊藤野枝を東京憲兵隊本部へ連行し、絞殺、死体を本部内の井戸に投げ込んだのである。甘粕は裁判の法廷で危険人物を自分の意志で殺害したと、証言。懲役10年の刑を受けたが4年後に仮出所し、満州にわたり、満州映画協会の理事長についた。大正デモクラシーが暗い時代へ入っていく 象徴のような事件でした。この大杉さんて女にもてたし、ちょっと軽くて面白い奴だったみたいで、ちゃらんぽらんな性格が、なんともいいです。大それたことをやるとんでもない策士ではないと思う。もうすこしトリックスターとして生かしてもらいたかった、ね。

キッコーマンの労働争議、最長記録を達成(1927年・昭和2年)
千葉県の野田で創業した野田醤油(現・キッコーマン)の労働者の待遇を巡っての争議は、遂にストライキに発展し、全国に話題が沸騰、ついには商品の不買運動にまで発展した。翌年の4月19日まで続いたんですよ。よく頑張ったね、昔の人はエライ!

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