蚤の目大歴史366日

“12月25日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1940=昭和15年  永井荷風が、3通目となる<最後の遺言書>を書いた。 この日の深夜、「荷風散人死後始末書」と題した遺書を書き終えると従弟の杵屋五叟=大島一雄に書類一式を郵送した。荷風の父は60歳で亡くなっていたか...

“12月24日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1871年  イタリアの作曲家ベルディの歌劇『アイーダ』がエジプト・カイロで初演された。 エチオピアの王女アイーダがエジプト軍に捕えられ、その将ラダメスに恋し、ともに獄死するという悲劇である。エジプト政府からの依頼を受...

“12月23日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1938年  南アフリカ沖でトロール漁船がそれまで見たことのない異様な魚を引き上げた。 鋼色のうろこ、2枚の背びれ、暗青色の大きな目――7千年前に死滅したとされた化石魚シーラカンスだった。現地語でゴンベッサ、ニュースで...

“12月22日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1572=元亀3年  武田信玄軍が遠江国(静岡)三方ヶ原で徳川家康軍を破った。 この戦いは家康の生涯初の<負け戦さ>だった。ところが勝った信玄のほうはこれ以後、病気が重くなり翌年4月に信州・駒場で没した。「戦いはまさに...

“12月21日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1877=明治10年  来日したグラハム・ベルが宮内省で自身が発明した電話を実演した。 ベルは工部省の招きで日本へやってきた。この日、並みいるお歴々を前にベルはオゴソカに受話器を取り上げると別室のメンバーと英語で通話し...

“12月20日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1830年  オランダからの独立を宣言してのちにベルギーとなるネーデルランド南部を列強が承認した。 この地域はスペイン、オーストリア、フランスと支配者が変わった。ナポレオン戦争の終結後はウィーン議定書によって現在のオラ...

“12月19日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1910=明治43年  徳川好敏と日野熊蔵が東京・代々木練兵場で日本の空を初めて飛行した。 ふたりはいずれも陸軍大尉で徳川は27歳、日野は31歳。陸軍の「臨時軍用気球研究会」の委員として徳川はフランス、日野はフランスと...

“12月18日” 「蚤の目大歴史366日」 蚤野久蔵

*1914=大正3年  「中央停車場」として7年がかりで建設中だった東京駅が開業した。 工事が開始された当時、丸の内側は野原が広がり皇居前広場と東京駅を結ぶ御幸通りはまだ開通していなかった。それにもかかわらず江戸時代から...