おとなはみんな子供だった
子どものころのオリンピック 齋藤俊夫
元・電通 私が初めてオリンピックに出会ったのは、メルボルンオリンピックの時で、その時小学校3年生であった。その前はヘルシンキであるが、五歳なのでほとんど覚えていない。メルボルン五輪ではラジオ放送があり、水泳の中継をよく憶...
15の春の記憶 井上 元
環境緑化新聞 編集・発行人 十五歳の頃、私は何をしていたのだろうか。小学校を終え、中・高校生するまでのことを書いてみる。 そうだなあ、彼女と出会ったきっかけは、母が交通事故で入院したことであった。母子家庭でただ一人の働き...
色は匂へど散りぬるを我 梶屋隆介
「恋」の記憶というものは、その時の「あなた」を思い出せる、思い出したいということだ。だから、思い出せない「色の事」は「恋」とは呼ばない。 甘かろうがしょっぱかろうが、香しかろうがそうでなかろうが、記憶されていれば「恋のむ...
北国から 石井紀男
石井紀男 昭和十五年一月一日生 北海道上川郡剣淵町出身 中央大学文学部仏文科卒 フリーライターを経て徳間書店に入社、文芸編集部門を担当、退職後コニカミノルタのPR誌『月刊遊歩人』の編集を経て、現在に至る。 ...
『みんな、子供だった』
『みんな、子供だった』 Toutes les grandes personnes ont d’abord été des enfants...