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ヒトラーの時代 最終回   池内 紀

  • 2018年6月5日 19:01

強制収容所第1号

「ヒトラーの時代」の読者へ

文源庫の石井紀男氏のご厚意で「ヒトラーの時代」をつづけてきました。始めたのは2015年の3月ですから、まる3年、連載したことになります。今回の二九回、「シュタリーン文字」でもって、ひとまず終わりにしたいと思います。

なぜ「ヒトラーの時代」が成立したのか、というのが連載のテーマでした。どうしてあのような体制が、おどろくほど短期間に実現したのか、ドイツ国民は、なぜそれを許したのか、狡猾な指導者にだまされたとしたら、どのような手段が利用されたのか。

全二九回は、このテーマの第一部にあたります。まず主だったトピックスを取り上げました。第二部として、市民の日常生活の中からテーマを見つけて、日常的なことだからこそ、より大きな意味と力をもっていたことを語らなくてはなりません。そのためにも、第一部をここで終わりにしておきたいのです。少し準備の時期をおいて、新しく第二部にかかりたいと思います。これまでのご愛顧を心から感謝しています。

なお第一部は時系列が混乱していますから、全体を構成し直し、必要な加筆を加えて完成させる予定です。

 

2018年6月     池内 紀

 

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